こんにちは!スギモトです!
Web初心者が脱初心者を目指して「HTML5プロフェッショナル認定資格レベル2」を受けます!
こんなことを言ってから2年半もたってしましましたが、ようやく受験に至り一発で合格してきましたので、いまさらですが勉強方法や利用した参考書などについてまとめておきたいと思います。
受験時の状況(経歴)
- アプリケーション開発経験は7年くらい
- ただし、いわゆるフロントエンドに限ると3年ほど
- HTML5レベル1(ver1.0)に合格したのは、2年半前
- 直近の業務でHTML/CSS/JSはバリバリ触っている
こんな感じの状況で、受験日がちょうど1ヶ月後になるように受験申し込みをしました。
(緊急事態宣言が出る前に受験できて幸運でした)
HTML5レベル2の試験範囲
公式サイトを見てください。
資格名こそHTML5となっていますが、レベル2に関してはJavaScriptの試験と思っていただいて問題ありません。
ただし、JavaScriptといってもES2015(ES6)以降の内容は出題されませんのでご注意ください。
letとかconstは出てきません。
学習に利用した書籍、参考書、Webサイトなど
書籍&参考書
一応さらっと最後まで目を通しました。
正直、現場でバリバリJSやってる方は不要かと思います。
まったくの初学者向けにJavaScriptの基本を解説している参考書になります。練習問題もいくつか掲載されているのですが、本番ではもっと難しい問題ばかりなのであまり練習にはなりません。
まずは基礎を固めたい!という方にはおすすめです。
資格向けの参考書ではないのですが、JavaScriptの書籍を探すとだいたいおすすめされているので手にとってみました。
モダンスタイルとサブタイトルがついてますので、ES2015(ES6)以降の内容も含まれています。試験範囲を確認しながら、自分で必要なところを拾っていくスタイルで勉強しました。
「JavaScript本格入門」だけあって、中々読み応えがありますが手を動かしながら進めていけばかなり勉強になるかと思います。
資格取得とか以前に、JavaScriptを生業にするなら普通におすすめしたい一冊です。
Webサイト
結局、試験対策という意味では公式サイトに掲載されているサンプル問題が一番参考になりました。
難易度的にも本番の試験と同じくらいの印象です。
解答と解説だけでは理解できない場合は、自分で詳細を検索してみて、実際に試してみるということが地味に効きました。
やはりペーパーテストといえども、プログラミングの資格ですので読むだけでなくコードを書いてみることをおすすめします。
学習方法
最初の1週間は本を読んで、残りはひたすら公式サイトのサンプル問題を繰り返しました。
受験日の前日には全問正解できるようになっていて、派生する内容まである程度抑えていましたので、まあまあの自信を持って本番に挑むことができました。
試験結果
ギリギリの合格!
おそらく、あと1~2問間違えていたら落ちていました。
開始直前までは余裕で構えていたのですが、いざ開始するといきなりGeolocation APIで取得できる値の単位に関する問題で面食らうという。
公式でも重要度を低くしていることもあって、細かい部分はスルーしていたAPIだったので震えました……。
他にもめちゃめちゃ細かい仕様とかをついてくるので、これから受験する方は細部にも目を通しておいたほうが合格率が上がると思います。
まとめ
資格なんて取得しても意味ない。
Web業界ではそう考える人も多いですが個人的には新人や初学者にはいつも取得を薦めています。(弊社は合格祝い金が出るので)
資格試験は学習の進捗とゴールがわかりやすいところが個人的には気に入っていて、特にゴール(=試験に合格)したときの達成感が最高に気持ちいいです。
プログラミングに限っては資格よりも実績や経歴が重要視されることは、現場にいる人間ならよく知っていると思いますし、自分も反対しません。
勉強の方法は人それぞれ向き不向きがあると思います。
スギモトは資格取得を通したほうがやる気が上がるタイプですので、今回、一度記憶から消していた「HTML5プロフェッショナル認定資格 レベル2」を受験しました。
一発で合格できてよかったです。